フジバカマ

 

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フジバカマの蕾


 秋の彼岸 日中は30℃になる日もありますが、開け放った窓からは清冷な風が入ってきて気持ちが良いこのごろです。

 

 秋の七草のひとつ“フジバカマ”を鉢で育てていますが、春先に植え替えをした効果で下葉が茶色にならず、手をかけたことに応えてくれたフジバカマを愛しく思います。

 今朝の朝日新聞朝刊の『ひととき』欄に、アサギマダラというチョウに恋する82歳読者の一文が載っていました。
 アサギマダラに会いたくて、まずその成虫が好むという“フジバカマ”を育てたといいます。“フジバカマ”は近年減ってきているので、株を見つけるまでに数年。それから5年経ち、やっと20株ほどに増え蕾がつき始めたので、
「恋しいアサギマダラに今年こそ会えるかも」

と期待しつつ丁寧に水をやっているという内容でした。

 

 この方のように目的を達成するために長い年月努力を惜しまず、むしろそんな生活を楽しみに日々を過ごす生き方素敵だなあと思います。