2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年稽古仕舞

全員出席で2008年稽古仕舞を迎えることができました。 3年目に入った今年7月からは、行き当たりばったりのお稽古ではなく ある程度計画性をもって小習、四ケ伝をできるように心がけました。 10月に予定していた稽古茶事がダブルブッキングでできなくなるとい…

2008年12月6日

師走に入って1回目の今日は唐物と台天目をお稽古しました。 床は足立泰道筆「歳月不待人」、お花は赤西王母とドウダンツツジです。

親和会、本日は「炉初炭所望」と「茶碗荘」をお稽古しました。 花は、口紅シランの葉と大文字草です。 .................................................................... ここからは私の「源氏香」体験談です .......................................…

2008年11月8日 炉開き

お家元では、立冬が過ぎた初めての亥の日に炉開きを行うそうです。 これまで11月に入ったら炉を使うものだと思い込んでいたのですが、そうではなかったようです。 炬燵を使い始めるのも昔の人は亥の日を選んだそうです。 亥は陰陽五行説の極陰(水性)にあた…

10月11日、18日 名残月のお稽古

10月は茶人にとっては一年の締めくくりの月です。 5月から慣れ親しんできた風炉も今月いっぱいで終わり、来月は炉を開いて新茶の口を切ります。 一般的に、茶花は開花期よりも少し早い目のものが良しとされますが、今月のみは盛りを過ぎても咲き残ったものや…

2008年9月27日 白玉ずんだ

今日のお花は矢筈ススキ(やはずススキ)と秋海棠です。 我が家の矢筈ススキは日当たりが悪いせいか矢筈模様の斑が少ないような気がします。 矢筈模様とは弓矢の羽の形と考えればよいでしょう。 今日の秋海棠は前回のものとは種類が違います。 前回のは葉が…

2008年9月6日 茶通箱

来週の土曜日は淡交会横浜支部の終身正会員対象の研究会があります。 Hさんが出席予定です。 科目は季節を少し先取りして五行棚にて初炭、大津袋、薄茶、茶通箱付花月となっています。 そこで今日は茶通箱のお稽古をすることにしました。 このお点前は、連…

2008年8月9日、23日 茶箱そして2008北京オリンピック

八月は2回にわたって茶箱点前をしました。 卯の花・和敬・雪・月・花とたくさんのお点前があってこれを2回のお稽古で全てやろうとするのは土台無理な話であり、また意味もありません。 でもなぜか挑戦したくなるのです。 月点前以外は一通りやりました。 …

2008年7月26日 茶杓荘

土曜の丑の日も過ぎ、学校は夏休みに入りました。 7月19日に梅雨明けしましたが、それ以前から既に暑くて暑くて。 昨日までにすでに2週間真夏日が続いています。 ちょうどお昼にいらっしゃるKさんとOさん、日陰のない時間帯に駅から30分も歩くのは大変です…

2008年7月12日 利休百首

親和会の活動も3年目に入りました。それを機会に「利休百首」を見直してみたいと思います。 玄室大宗匠の著書"The Enjoyment of Tea"を読んでいた時のことです。 大宗匠が家元をお譲りになり、ご自分の来し方を振り返られ、今後は新たな立場で茶道に携わっ…

2008年6月28日 夏越の祓

明後日6月30日は“夏越祓(なごしのはらえ)”の日です。 この地方ではあまり聞きませんが、京都などではこの日神社に詣で、茅の輪をくぐったり紙の人形に自分の名前を書いて息をふきかけ川に流したりするそうです。 そして和菓子”水無月”をいただくのが習わし…

2008年6月14日

夏祭りの季節です。この町内でも今日明日と橘神社の祭礼が行われます。 Yさんは町内の役員をしているので、本来なら今日もお役があったのですが、親和会のために明日にまわしていただいたそうです。 Yさんありがとうございます。 八百屋さんの店先には青梅…

2008年5月24日 寒雲棚

寒雲棚はもともとは玄々斎が寒雲亭の向切用に工夫した台目棚ですが、とても応用範囲の広い棚です。 つまり向切にも台目切にも四畳半切にも使え、炉でも風炉でもOKです。 写真は風炉の季節なので中棚は外してありますが、炉の季節になると中棚にお道具を荘…

2008年5月10日 Nさんからいただいた干菓子

初風炉の季節を迎えました。 風炉になったのを一番実感するのが炭です。 風炉炭のなんと華奢なこと。 まるで人が厚いコートを脱いでセーターを脱いでブラウス1枚になった感じです。 桑小卓にとり合わせた染付の細水差しと甲赤棗もすがすがしいこの季節にぴ…

2008年4月26日 透木釜と長板という組み合わせ

半年間慣れ親しんできた炉も今日でお仕舞いです。 今年の稽古始めは三友棚でしたので台子も長板もやっていなかったことを思い出し、 炉の締めは長板総飾りにしてみました。 Yさんが大昔使っていたという染付の皆具には、鳥が2種類にちょっと宝尽しのような…

2008年4月12日 斜子織帛紗

前回までにほとんどの方が四ケ伝の内、唐物・台天目のお稽古は済ませましたが、時間の関係もあって盆点まで行きませんでした。 というわけで今日は盆点デーとなりました。 四ケ伝で使用する帛紗にふさわしいのが斜子織の帛紗です。 お道具を拝見に出す前に帛…

2008年3月22日 透木釜

3月は釣釜の季節ですが、あいにく用意がないものですから、少し早目ですが透木釜を出しました。 今度の研究会の炭点前は“透木釜にて盆香合”と聞きましたので予習しておきましょう。(Hさんお点前) 五徳がないと湿灰が上手に蒔けることに気付きました。 炭も…

2008年3月8日

弥生月に入りました。弥生と聞いただけで心が華やぐ気がします。 桃の花にお雛様、私には息子しかいませんが、それでも毎年小さな小さなお雛様を玄関に飾ります。 お節句が過ぎてもすぐにしまう気がしなくて、しばらくそのまま飾っておきます。 (女の子の場…

2008年2月23日 逆勝手 置水指

前回に引き続き逆勝手のお稽古をしました。 今日庵の“大炉の間”は 咄々斎と襖を隔てた部屋なので“大炉の間”自体には床がないと聞きました。 このような時、柱に“歌花筒”を掛けると本で見たことがあります。 Yさん宅には飴色になった“歌花筒”があるので今日…

2008年2月9日 逆勝手

暦の上では春になりましたが、きっと今が寒さのピークでしょう。 とにかく寒いです。今日も天気予報では午後から雪になるかもしれないとのことです。 裏千家では二月は大炉の季節。大きな炉に広口のお釜をかけてお客様をおもてなしするそのアイデアは、なん…

2008年1月26日

新年になると床の掛け物に「松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)」をよく目にします。 私も10年ほど前にお正月に相応しいものを探していたとき、これなら無難だと軽い気持で色紙を買い求めました。 そして他の軸を持っていないこともあり、一月はいつ…

2008年1月12日 2008年初釜

新年明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。寒に入ってからも比較的温かな日が続いています。 今朝の横浜の最低気温は8.6度でした。 でも今日は朝から雨模様、気温も下がり始めるようです。 私達が着物を着て何か節目の行事…