2007-01-01から1年間の記事一覧
早いもので2007年の稽古仕舞いの日を迎えました。 Iさんがご用があって欠席でしたが、他の皆さんは元気なお顔を見せてくださいました。 Sさんが「久しぶりの炭点前だわ」とおっしゃりながらも手際よく初炭をしてくださいました。次に私が唐物のお稽古をさ…
今日は小習のひとつである「軸荘」をお稽古しました。 「軸荘」にするお軸は、宸翰(しんかん)と言って天皇のお筆になるものか、高貴な方の筆蹟とか名物である場合にするものです。 言うまでもなくそのようなお軸は持っていませんが、これをお勉強しておけ…
11月に入って2回目のお稽古です。 前回は地区センターでお稽古をしたので、置炉を使いました。 場所柄仕方のないことですが、炉と置炉は全く別物という感じがします。 やはり本物の炉はいいものですね。 Yさんが“おぜんざい”を作ってくれました。 それを楽…
地区センターを利用する日はなぜか雨降りです。 今日の目的は十三代円能斎お好みの【三友の式】のお稽古、そして【和巾】です。 花・香・茶、これが“三友”になります。 花は廻り花にしてもよいのですが、今日は花寄形式を選びました。 床正面には唐銅の鶴首…
台風20号の接近で前線の活動が活発となり、一日中大雨のあいにくのお天気でした。 それにもかかわらず親和会のメンバーは全員出席。本当に嬉しい限りです。 我家では朝、NHKの“おはよう日本”を視ながら朝食をとりますが、10月半ばから毎土曜日に紅葉中継をや…
マフラーを装った若いお嬢さんを街中でみかけるようになりました。 今年は季節が少し遅れていて、各地の紅葉も2週間ほど遅れているそうです。 そんなわけでマフラーが欲しくなるほど寒くはなっていないのですが、 若いお嬢さんのマフラーは寒さ対策ではなく…
今日は、前回のお稽古から3週間振りです。季節は移って秋雨の時期になりました。今日もどんよりした曇り空です。茶箱を片付けて、土風炉に筒釜をかけ四方卓を据えました。 茶箱も楽しいけど、やはり柄杓を構えると落ちつきますね。 今日は小習いの“入子点”を…
暦は長月に入りました。旧暦の長月は、本当はもう少し先のようですが、今でも日の入りが早くなりその分 夜が少しずつ長くなってきているのを感じます。 残暑はまだ厳しいけど日の入りが早くなったのと、朝晩のちょっぴり冷んやりしてきた風に秋を感じます。…
前回のお稽古(8月4日)はお休みの人が多かったことと、旧盆をはさんで2週空いたこともあって久しぶりに皆さん揃っての賑やかなお稽古となりました。 Yさんが娘さん一家と北海道に旅行なさったそうで、知床五湖の素晴らしい写真やかわいいお孫さんの写真を…
関東地方の梅雨明け宣言が出ないうちにカレンダーは八月に入りそうです。 7月15日に予定されていた横浜港開港記念みなと祭り”国際花火大会”は台風4号のため中止になりました。 8月1日の“神奈川新聞花火大会”はどうでしょうか? 降らないといいのですが。 今…
☆彡彡彡 彡彡彡 彡彡彡☆今日は七夕です。そして親和会がスタートして最初のお稽古が7月8日だったので、今日がちょうど満1歳のお誕生日ということになります。 七夕でもあるし、今日の夕方には私が趣味でやっている英会話のパーティーもあるので、暑いけど着…
梅雨に入ってからも昨日少し降ったくらいで、良いお天気が続いています。 Iさんがご自分の灰匙を持参して前回に引き続き早く来てくれました。 前回から風炉の灰型“二文字押切り”に挑戦中です。 灰型を作るときは使い慣れた自分の灰匙でやるのが一番。 前回…
Iさんが早く来てくださって風炉の灰型をしてくれました。 灰型は一番ポピュラーな“二文字押切り”です。 決して力を入れて灰を固めるのではなく、灰匙の重みを利用して灰匙を引くことが大切です。 そのように教わった私も、これはとても苦手な作業です。 お…
初風炉の季節にはよく桑小卓を用いると聞きますがどうしてかしら。 これ以外にも解らないことがたくさんあります。 淡交社の「棚物の心得と扱い」を開いてみました。 桑小卓は風炉でも炉でも使える棚とあり、初風炉に好まれるとは出ていませんね。 また次の…
風炉の季節を迎えました。 前回使った“葭棚(よしだな)”は炉でも風炉でも使える棚です。 今日は風炉の台目席を作ってみましょう。 棚の本には次のように書いてあります。 “葭棚(よしだな)は踏込畳の向こう一杯に据えましょう” 親和会のお稽古場の踏込畳は…
前回、三畳台目のお茶室に招かれた話を書いたばかりです。 小間の台目席はなかなか風情があるものですが、普通の家の和室ではなかなか味わえないものです。 ところが、普通の和室をあっという間に台目席に変身させる優れものがあるのです。 その名は“葭棚(…
三月のある日、知り合いのお茶の先生から私にこんな招待状が届きました。 私とは流派が違う先生で、そもそもの出会いはお茶とは関係のない所でした。 あれからもう22年の歳月が流れました。 還暦を迎えられたということは、お茶を教え始めたのは まだ30代だ…
今日は最高気温が25度を超え暑いあつい。 でも今月一杯はまだ炉の季節です。 お軸を何にしようか迷い、数少ない中から「澗水湛如藍」を選びました。 「かんすいたたえて あいのごとし」と読みます。 澗水は谷間の水のこと、水は無色ではありますが、満々と湛…
今日はいつものお稽古場を飛び出して、地区センターで"花廻りの式"と"花月の式"を楽しみました。お声をかけたらTさんも参加してくださいました。 "花廻りの式"一度目は竹の置花入を使い、二度目は旅枕を掛けてやってみました。 昨日仕事が終わった後、楽し…
久しぶりに恩師にお目にかかることができました。 恩師にはいつもいつも親和会のことをお気にかけていただいているのに、ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。 今日はとてもお元気なご様子で、私は大変嬉しく楽しい数時間を過ごさせていただきました。 積も…
今日は寒い一日になりました。 今年は2月がとても暖かい日が多かったのですが、3月半ばになって寒い日が何日か続いていす。 一瞬雪も舞ったほどです。 でも稽古場に足を踏み入れた途端、溢れんばかりの春の光が障子ごしに射し込み、正に春を実感します。 加…
今日のお菓子は松江の風流堂製の銘菓“朝汐” いわゆる薯蕷饅頭ですが、とても好評でした。 餡は漉し餡ですが、少し白っぽく、これを“さらし餡”というそうです。 “さらし餡”とは、最初に小豆の皮をとってから炊き上げるので色が薄めになるそうです。 皮を取る…
雛祭りはちょうど1週間後ですが、今日は先取りして それらしい雰囲気で楽しみまた。 床には、お雛様の短冊を掛け お花は“芽吹きの枝に紅太神楽の膨らんだ蕾”。 椿は私の職場で見つけたもので、正確な名前は解りません。 開ききった花姿はとても大輪で、図鑑…
骨折のためお休みしていたMさんが、3ヶ月振りに元気なお顔をみせてくれました。 骨折以来正座をするのは今日が始めてだそうです。 最初はちょっと不安気でしたが、どうやら大丈夫そう。よかった(ホッ!) ところが今度はIさんが転んで胸を打ったとか。(~_…
寒中とはとても思えない暖かな日です。 一番遠くからいらっしゃるKさんが、 「玄関を開け お香がかすかに漂っているのを感じるとき とても良い気分になるわ」 とおっしゃいました。 私もお香は好きですが、お茶室の“音”もそれと同じぐらい好きです。 静かな…
今日から親和会に参加してくださったIさん。 着物を着て真っ先に来てくれました。 今日からご一緒に、和やかに楽しくお稽古していきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。新年のあらたまった気持を表すために今日は台子を出してお稽古です。 新年…