2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年11月17日 鵬雲斎千玄室大宗匠講演会

今年卒寿になられた鵬雲斎千玄室大宗匠が横浜にお出ましになられました。 関東第三地区主催の「卒寿を祝う講演会」ご出席のためです。 会場になった聖光学院講堂には1500名の同門が集まりました。 大宗匠はとても90歳というお歳には見えず、舞台を歩くお姿…

2013年10月19日 松籟庵にて稽古茶事

つい先日まで暑い暑いと言っていたのが嘘のように朝晩冷え込むようになりました。 先週のお稽古の時は暑くて、とても袷を着る気にはなれず、単衣と薄物の長襦袢で過ごしました。 今日は本来の秋の気温になり、動いていても汗ばむこともなくちょうど良い気温…

2013年7月20日 親和会8年目

親和会はこの7月で8年目に入りました。 皆様に支えられてここまでやってこられたことに感謝です。 これからもどうぞよろしくお願い致します。 この4月からは3グループ体制でお稽古しています。 発足当時からの恩師社中の皆さん、 かけはしを修了して親和…

曜変天目茶碗

最近「中国と茶碗と日本と」というちょっと変な題名の本に出会いました。 著者は中国人の彭丹(ほうたん)という女性です。 日中比較文化・比較文学の研究者で、研究の傍ら茶の湯や能楽、禅など日本文化に親しんでいるそうです。 この本の作者紹介の欄にも着…

2013年4月10日 研究会

今年2回目の研究会に参加してきました。 ご指導にあたられたのは冨士田宗啓業躰先生です。 普段お稽古をしていて、曖昧な点やどうしてこの場面でこの動作が入るの?という疑問は数多くあります。 調べても答えが見つからず、質問をぶつける師もいない私は、…

2013年3月30日 お稽古のないある土曜日

鶴見にある曹洞宗の寺 建功寺に行ってきました。 山門を入ると頭上におおいかぶさるようにピンクの椿、きっと乙女椿でしょう。 花曇りの寒い日でしたが、優しさに包まれた感じです。 奥に進むと赤、白とたくさんの種類の椿が「私も見てください」と主張して…

2013年3月13日(水) 静嘉堂文庫美術館

宗叔さん、宗芳さんと連れ立って茶道具名品展を観賞してきました。 目当ての第一は世界に3点しかないという曜変天目茶碗。 これは国宝であり、茶道具の分類では大名物です。 別名稲葉天目。 稲葉とは、淀藩主稲葉家のことであり、稲葉家が所有していたこと…

2013年3月9日 菓子

今日はちょっと遅めの雛祭りの趣向にしました。 立雛の短冊に、雪柳と玉霞椿。 玉霞がふっくらしてなんだか美味しそう。 (小鳥にとってもさもありなん。蕊や花弁をねらっているので油断できません) 寿扇棚に染付の水指を据え、甲赤棗を荘ると何だか華やい…

2013年2月18日 研究会“仙遊之式”

宗瞳さん、宗鶴さん、宗京の3人は泉本宗悠業躰先生より”仙遊之式”の稽古をつけていただきました。 “仙遊之式”は5人で行うものですが、残念ながら親和会から全員出すことはできませんでした。 “仙遊之式”は玄々斎宗匠のお好みになられたもので“且座”が基本…

恩師を偲んで

2013年1月31日私達の恩師が亡くなりました。 恩師は巳年のお生まれで、来月84歳を迎えられるはずでした。 圧迫骨折のリハビリに励んでおられるとばかり思っておりましたので、突然の訃報に大変驚き、通夜告別式を終えた今になっても、これは現実ではなく夢な…

2013年1月5日 2013年初釜

まだ松の内の5日、横浜市技能文化会館にて2013年の初釜を行いました。 こんなに早い時期に行ったのは初めてです。 会場がこの日しかとれなかったからですが、思いがけず全員のお顔が揃い嬉しい限りです。 1時間ほど準備にかかり13:30スタートです。 まず…