2007年3月17日

今日は寒い一日になりました。
今年は2月がとても暖かい日が多かったのですが、3月半ばになって寒い日が何日か続いていす。
一瞬雪も舞ったほどです。
でも稽古場に足を踏み入れた途端、溢れんばかりの春の光が障子ごしに射し込み、正に春を実感します。
加えてお釜から立ち上る豊かな湯気。
なんともいい気持です。


今日は古材で作られた二重棚を出して"茶通箱"をお稽古しました。

お点前に40分ほどかかるので今日はMさんとIさんだけ、その他の方はそれぞれ別のお点前をしました。


今日のお花は木五倍子(きぶし)と椿。
どちらも私の勤務先で見つけたものです。
木五倍子は高い所に生えていたので苦労してとりました。
椿は正式な名称は分かりませんが今までに見たことがない種類です。
乙女椿に似ていますが、花びらには斑が入っています。
昨日とった時はまだ蕾で今日あたりちょうどいい具合に開きかけるかなと思ったのですが、こんなに開いてしまいました。
七、八分開いた頃が一番この椿の良さが出ていると思います。
椿は本当に種類が多くて、今度図鑑でも買わないと…

(反省)椿の花が開きすぎてしまったので、木五倍子の花はもう少し小さいのを選ぶとよかった。この大きさの木五倍子を使うのであれば、椿は蕾を使うべきでした。