2007年3月31日”廻り花の式”と”花月の式”

今日はいつものお稽古場を飛び出して、地区センターで"花廻りの式"と"花月の式"を楽しみました。お声をかけたらTさんも参加してくださいました。


"花廻りの式"一度目は竹の置花入を使い、二度目は旅枕を掛けてやってみました。
昨日仕事が終わった後、楽しみながらお花を求めて歩きまわりました。
桜、花筏辛夷ハナズオウ、紫陽花の新芽、紅椿、白椿、ピンクの乙女椿、ダイコンバナ、そしてレンギョウに似た黄色の五弁花をつけた枝(名前がわかりません。枝は枝垂れた感じ。ちなみにレンギョウハ4弁花で枝は真っ直ぐですね)
とたくさん収穫(?)できました。


2年ほど前から今の職場(大学)で働いていますが、これまでは広いキャンパスの中を歩くことなど必要もなかったし、必要があったとしても方向音痴の私はすぐに迷子になってしまったことでしょう。
今は建物はあいかわらず分かりませんが、お花だけはどこに何があるか分かるようになりました。
実のところ今の仕事に慣れるのには本当に苦労したのですが、こんな形で報われるとはゆめゆめ想像もつかないことでした。辛抱した甲斐があったというものです。


さて話が横道にそれてしまいました。足を痛めているKさんは正座がまだちょっと辛いので花月に参加するのはもう少し時間が必要なようです。でも見学だけでもとおっしゃって遠くからわざわざ来てくださいました。
二度目の廻り花ではKさんにもお花を入れていただき、それでお水を差させていただきました。
お花がきまったところで平花月です。お預けだった御菓子とお茶でやっと一服。
おとなしく見学していたYさんの小学校3年生のお孫さん、お抹茶の味は如何でしたか?


お昼休憩の後は、濃茶付花月のお稽古をしました。
この辺で皆さんそろそろ足が限界に近づいてきたので少し早めですが2時に終了。
皆さんがテキパキと片付けてくださって、いつもながら感心させられます。