2007年8月25日

前回のお稽古(8月4日)はお休みの人が多かったことと、旧盆をはさんで2週空いたこともあって久しぶりに皆さん揃っての賑やかなお稽古となりました。
Yさんが娘さん一家と北海道に旅行なさったそうで、知床五湖の素晴らしい写真やかわいいお孫さんの写真を見せていただきました。
また、30年も前にYさんがお世話した当時学生さんだった方が北海道の出身だったそうで、今は立派な殿方になられたその人と再会できたそうです。
故郷を離れて学業に励んでいたその方はきっとYさんをお母さん(お姉さんかな?)のように慕っていたのでしょう。学業を終えて故郷に戻られてからもずっとお手紙をくださっていたなんて、なかなかできないことです。いいお話ですね。


この暑い時期はお花が少なくて、こんな時期は園芸種でも可憐で楚々としているものなら使ってもよいのではとも思います。
でも朝の空気の中を歩きまわるうち、園芸種も含めてですが小さなバケツに一杯になりました。
そうだ、枝や葉を少し整理し、きれいに洗ってお稽古場に持って行き、皆さんに生けていただきましょう。
Mさん ムクゲと赤水引とヒヨドリジョウゴ

Hさん 宗旦ムクゲと下野草とヒヨドリジョウゴ

Iさん 赤水引と金糸梅

Sさん まだ途中ですが萩と宗旦ムクゲ(萩を真っ直ぐにして宗旦ムクゲを少し内向きに入れたかったそうです)



さて今日のお稽古は茶箱です。
まずは基本の卯の花と和敬から。
1年経つとすっかり忘れてしまって、どうしてもテキストのお世話になってしまいます。
一度配置を確かめてしまえば、扱い方は手が覚えていますからどうということもないのですが…


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夕方お稽古が終わってから、行ける人だけでシルクセンターに行きました。
シルクセンターの大恵窯が今月で閉店になるそうです。
恩師が大恵窯の大野さんをとても応援していましたから、恩師のお宅でお稽古していた時はたくさん目にしていました。
私もすでにいくつかのお茶碗や花入れは持っています。


今日は恩師に代わって大野さんの労をねぎらい、よい作品との出会いを求めて出かけました。
そこで東京からいらっしゃったFさん、横浜のYさんも加わって総勢7名、大野さんの説明をききながら各自気に入った作品を選んだのでした。


私が選んだのは光の加減でいろんな表情を見せる“虹彩

薄器に使えそうな蓋物

花入れではなくお酒を入れるつもりの粉引などなどでした。Kさんが私の顔を見て「嬉しそうね」だって。(ウフッ)