2008年2月23日 逆勝手 置水指

前回に引き続き逆勝手のお稽古をしました。
今日庵の“大炉の間”は 咄々斎と襖を隔てた部屋なので“大炉の間”自体には床がないと聞きました。
このような時、柱に“歌花筒”を掛けると本で見たことがあります。
Yさん宅には飴色になった“歌花筒”があるので今日はそれに白梅と太郎冠者を入れてみました。
このピンクの椿は私の職場に咲いているもので名前が解らなかったのですが、お花に造詣の深いOさんが「太郎冠者のようですね」とおっしゃるので、家に帰ってから本やインターネットで調べてみたところ、正に太郎冠者でした。さすがOさんです。)

短冊を挟む切れ込みがあるのですが、短冊の厚みが収まりきれません。
無理に挟み込むと竹が折れてしまいそうで今日はやめておきました。
何かいい方法はないかしら。

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逆勝手も2回目となり大分手慣れ足慣れしてきたように思います。
今日は置き水指にしましたので、薄茶の場合は茶道口に棗と茶碗を置いてスタートとなります。
Yさん宅は四畳半本勝手のお部屋ですが、それを逆勝手に使用するため三畳の茶室となり茶道口は図のようになります。

棗と茶碗を建付に置く際は、やはり棗を自分側に置くのでしょうね。
ですから一礼して両器を持つ時は、まず右手で棗を 次に左手で茶碗をとりあげることになりますが、これでいいのでしょうか?
テキストは運び水指で載っているので参考になりません。
課題としておきますので、どなたかお解かりになったら教えてくださいね。


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Mさんはお子さんが熱を出してお休みでした。