2009年1月10日 初釜

2009年丑年がスタートしました。
今年も皆健康で笑顔で過ごせる一年にしたいですね。
どうぞよろしくお願い致します。


今年は茶事や相伝のお点前も取り入れて行きたいと思っています。
淡交会にも14年振りで再入会しましたので、できる限り研究会に出席し、正しい裏千家茶道の継承を心掛けたいと思います。


先生の処でお稽古していた時は、わからないこと、忘れてしまったこと、あやふやなこと、なんでもかんでも先生にお尋ねしていました。
でも親和会に先生はいない、というより全員が先生みたいなものですから、各自精進して成長していかなくてはと思うのです。
それこそ丑のように 少しずつでもいいから進歩していきましょう。



11時前席入り
Mさんが初炭をして下さいました。
Mさん 前日のうちに着物を出し、当日は髪をアップにして いざ着ようという段になって着物の下着をご実家に忘れてきたことに気付かれたそうです。それは残念でしたね。


続いて点心膳(今年は‘日本料理あきない’のお弁当に、椀盛だけ手作りしました)をいただきました。

花びら餅は12月のうちに村上に予約をしておきました。
でも村上の花びら餅ははっきりいって不合格。
餅の部分が外郎地で柔らかすぎ、楊枝で切ってもすぐにくっついてしまいます。
ごぼうの長さもバラバラ、そもそも花びら餅の大きさがバラバラなのです。
味もいつもの村上らしさがなくおいしくありません。
皆でがっかりしました。


濃茶点前は私。
嶋台を見るとお正月だなと感じますね。

薄茶は代わる代わる点てていただきました。
干菓子は仙台 売茶翁(ばいさおう)の‘みちのくせんべい’。
私が暮に帰省した折、私の一番の親友からもらったものです。
‘みちのくせんべい’は以前から皆さんに紹介したかった私自慢の干菓子ですが、お店がちょっと不便なところにあるのです。
友人のおかげで初釜に供することができました。
もう一種の干菓子は鶴屋吉信製の柚餅でした。


お年賀には 縮緬にいろんなお花が描いてある楊枝入れと笹の葉楊枝をさしあげ3時に終了しました。

これは萩、そのほかに椿・梅・あやめ・水引・うきつりぼく・撫子・都忘れがありました。