2009年1月24日 盆香合、炉流し点
お炭点前では小習いにある盆香合をお稽古しました。
中野静鳳さんの白薩摩で“旅笠香合”蓋の裏には里山が描かれています。
昨年Yさんが買い求めたものでとても素敵です。
拝見する時に古帛紗を広げる位置は拝見する物の右側でしたね。
薄茶点前は“流し点”をしました。
このお点前は一人か二人の客と語り合いながら茶を点てるものです。
したがって居前の位置がいつもより45度客付きになり、それに伴ってお道具を置く位置もかわってきます。
主客がごく親しい間柄の時に行われるので、主が自服でお茶をいただくこともあります。
その際の手順がテキストには載っていないので纏めておきましょう。
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- 末客まで茶が一巡したところで、正客は連客に尋ね いつもなら「どうぞお仕舞を」と言うところで「どうぞご自服を」と声をかけます。
- そして菓子器を茶碗が出る位置のすぐ左横に正面を正して置きます。
- 主はもう一碗お茶を点て定位置へ出したら、釜に止め水を一杓さします。
- そしてひと膝右へ廻って菓子器の正面を向こうに回し茶碗を膝前に取り込んで「お相伴致します」と挨拶。
- 茶碗を手に受け手前に大きく二度まわして(270度位回すことになりますね。)いただきます。
- 茶碗を置いて湯を半杓入れ建水へこぼして「お仕舞に致します」の挨拶。
- あとはいつもと同じです。
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いつものようにKさんとOさんが連れ立ってお見えになりましたが、
こちらに向かう途中で心穏やかざるハプニングがあり、お二人とも見学だけなさいました。