2013年3月9日 菓子

今日はちょっと遅めの雛祭りの趣向にしました。
立雛の短冊に、雪柳と玉霞椿。
玉霞がふっくらしてなんだか美味しそう。
(小鳥にとってもさもありなん。蕊や花弁をねらっているので油断できません)
寿扇棚に染付の水指を据え、甲赤棗を荘ると何だか華やいだ雰囲気になりました。


今日の主菓子は京都展で購入した、とらや製“雲居のみち”

意匠は御所車です。
雲居とは、はるか遠くという意味から宮中を表わします。
宮中に向かう御所車が連想されますね。
これも京都だからこそ。
なんと憎い銘なのでしょう。


干菓子は田丸弥の白川路と羽根さぬき本舗の雛段飾り和三盆。
親王雛に三人官女に五人囃子。

9つに分かれていますから、どこからいただくか皆でワイワイ賑やか。


お稽古は小習十六カ条を各自ひとつづつ選んでお稽古しました。