2013年7月20日 親和会8年目

親和会はこの7月で8年目に入りました。
皆様に支えられてここまでやってこられたことに感謝です。
これからもどうぞよろしくお願い致します。


この4月からは3グループ体制でお稽古しています。
発足当時からの恩師社中の皆さん、
かけはしを修了して親和会のメンバーになってくださった方で2年目以降の皆さん、
そして今年3月かけはしを修了して親和会に入って下さった皆さんです。


それぞれ月2回ずつのお稽古に熱心に参加なさっています。


私はサークル・かけはしというボランティアグループで抹茶教室の講師を4期務めました。
1期は1年間で24回のプログラムです。

茶道に興味はあるけどちょっと敷居が高いと思っている人
海外に留学して、逆に日本の文化に目覚めた人
着物に親しみたくて茶道をやりたい人
茶道は、着物やお道具にお金がかかるからとしり込みしている人


そんな人達に、私の茶道を紹介したい そんな思いから始めたことでした。
お手伝いしてくださった宗芳さんと二人で、一所懸命務めた4年間でした。
そこを修了なさった方のうち8名が親和会に入って下さいました。
その方達が茶道を続けようと思われた理由は様々でしょう。
そのお一人おひとりの想いに答えられるよう、私と宗芳さんも精進しなければなりません。


その抹茶教室のボランティア講師を、両親の介護を理由に今年3月で辞しました。
またいつの日かという想いを胸に……


今日の主菓子は、宗芳さんの婿殿が福岡から送ってきて下さったものです。

これは福岡の如水庵製「河原撫子」という銘の竿物です。
柚子入り餅羹と高麗(これ)の合わせもので、羊羹製の撫子の花が散っています。
高麗(これ)とは初めて聞く言葉です。
どうやらアンコにもち粉と米の粉を混ぜ合わせ2時間半から4時間ほど蒸し上げて作るようなのですが合っていますでしょうか。
竿物を切る時に包丁を引いてしまい、高麗(これ)が包丁にくっついてしまいました。
残念!
とてもおいしいお菓子でした。


もう1本の竿物は

こちらの銘は「室見川
透きとおって見える小石は、白あん・ゴマあん・小豆あんでできています。
なんと素晴らしいお菓子、まるで川底にカメラを入れたみたい。
宗芳さん、婿殿によろしくお伝え下さい。