2008年5月24日 寒雲棚

寒雲棚はもともとは玄々斎が寒雲亭の向切用に工夫した台目棚ですが、とても応用範囲の広い棚です。
つまり向切にも台目切にも四畳半切にも使え、炉でも風炉でもOKです。
写真は風炉の季節なので中棚は外してありますが、炉の季節になると中棚にお道具を荘り、天板には文庫や硯や花を荘るそうです。
地板がないので水指は運びとなります。
(水指運びのとき、柄杓の湯返しはしません)

川蝉の細中次(星山作)に合わせて蓋置は蟹、床には「瀧」の色紙を掛けて自然を思い浮かべていただきました。

お花は黄苧環です。
もう一種、籠花入に河原撫子と小花のクレマチスをいれたのですが、写真は失敗でした。


いつも手作りのお菓子をくださるNさんに、急いでお渡しする書類がありましたので、親和会のお稽古場に来ていただきました。
今日も雲平“水”をいただきました。いつもありがとうございます。

                                • -

Mさんご都合が悪くお休みでした
Iさん、お炭点前