2009年6月13日 行之行台子点前

行之行台子点前のお稽古をしました。
このお点前も含めてその上のお点前は奥秘と呼ばれています。
したがってここに記すことはできません。
四ケ伝からは教科書がありませんから、皆さんご自分なりの工夫したノートを作っていることと思います。


私の場合はノートの右側のページだけに箇条書きにしています。(私は横書きです)
ヌケがあった場合は箇条書きの数字に枝番をつけて左側のページに書いていきます。
2と3の間に加えたい時は2.1、2.2のように書きます。
それと下手ですが図もよく描きます。


このノートを作り始めたころはパソコンなんてもちろんありませんでしたから迷うことなく手書きでした。
でも今ノートを作り始めるとしたら少し迷うかもしれません。
書くより入力する方が速くできるし、なんといったってパソコンに保存しておけば検索が簡単だからです。
「確かどこかにメモしたんだけどどこにメモしたんだっけ」なんていうときに、検索したい言葉を入力してボタンを押すだけであっという間に探し出せるのですから。


でも「ここに図をちょっと入れたいな」なんていうときはパソコンだと不便です。
それに勿論ですが 字が画一的で味気ありませんよね。
その点手書きは 鉛筆のかすれ具合だったり、その時の気分で字が雑だったり、いやに細かい字で几帳面に書いていたりと、後でみると味があっていいなあと思います。


私のノートもまだまだ不十分で、茶道をやっているうちは永遠に訂正したり付け加えたりが続くことでしょう。
でもそれを苦とは思わずに楽しみとしたいものですね。