2007年7月7日 平水指の割蓋

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今日は七夕です。そして親和会がスタートして最初のお稽古が7月8日だったので、今日がちょうど満1歳のお誕生日ということになります。
七夕でもあるし、今日の夕方には私が趣味でやっている英会話のパーティーもあるので、暑いけど着物を着て出かけることにしました。


数年前から浴衣が流行し、若いお嬢さんは勿論 今では若い男性の浴衣姿もよく目にするようになりました。
浴衣は下着なしで着るもの、履物は素足に下駄という固定観念がありましたが、近頃はいろいろな着方が広まってきました。
襟元に襦袢の襟を覗かせたり、レースの足袋に下駄を履いたり。
帯もリバーシブルを活かして 後ろ姿だけでなく正面にも変化をつけたり、帯締めが必要ない結び方でも帯締めを飾り結びにしたり とても楽しい着方です。


素材も昔ながらの綿100%の外に 新しく開発された素晴らしい素材も同じぐらいの値段で出回っていて、こちらは洗濯機で洗えノーアイロン、しかも肌触りがサラッとしているという優れものです。
着物というとどうしても後始末の大変さが頭に浮かびますが、これなら気軽に着れますね。


浴衣も着てみたかったけど、夫の母の形見の着物を一度も着ていなかったことに気付き、今日初めて袖を通すことにしました。
母は作って一度も着なかったのか、汚れもシミも何ひとつなく、おしゃれだった母を偲びながら鏡の前に立ちました。


お点前は“盆香合”と“葉蓋”、立礼では“平水指”を使いお稽古しました。
この平水指は割蓋になっていますが、蝶番は付いていません。


ここで割蓋の扱いについて纏めておきましょう。
割蓋には蝶番のあるものとないものがあります。
蝶番のあるものは、蝶番を縦にして扱い、茶巾は釜寄りの方の蓋すなわち開ける方に乗せます。
一方、蝶番のないものは、手桶と同じように横にして用います。

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お菓子は鶴屋吉信の銘が正に七夕。
天の河をはさんで織姫と彦星がデザインされていました。

柏の葉が大きすぎるとは思ったのですが、手ごろな大きさのに手が届かず断念しました。

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Oさん、ご親戚にご不幸がありお休みでした。