2013年1月5日 2013年初釜

まだ松の内の5日、横浜市技能文化会館にて2013年の初釜を行いました。
こんなに早い時期に行ったのは初めてです。
会場がこの日しかとれなかったからですが、思いがけず全員のお顔が揃い嬉しい限りです。


1時間ほど準備にかかり13:30スタートです。
まずは私と宗芳さんから新年のご挨拶。
その中で、玄々斎宗匠以来170年もの歴史ある今日庵が、本年より6、7年かけて修復工事に入ることをお知らせしました。
昨年3月宗叔さん、宗芳さん、宗鶴さん、宗京の4人で利休忌に参列した時が、修復前の最後の形ということになります。
初めて足を踏み入れた今日庵、中でも咄々斎と無色軒(むしきけん)が脳裏にくっきり焼き付いています。


宗瞳さんは、昨年1年間お家元から委嘱され、リーダーシップトレーナー研修に参加、今年は青年部の副部長という大役を務められます。
親和会一同で支え応援していきましょう。


サークル・かけはしの修了生の中から親和会のメンバーになってくださった6名もお揃いです。
皆さんは暮れも押し迫った12月、都筑区の民家園茶室にて稽古茶事に参加され、にじり口も経験しました。
その初座の亭主役を務めて下さったMM夫さんが、そう遠くない時期に熊本に転居されることになったため、皆さんにお会いするのは今日が最後となりました。
2年9カ月という短期間ではありましたが、その熱心さでメキメキ力をつけてこられました。
行事のたびに力仕事を引き受けて下さり、またMM夫さんならではのお気遣いで、私と宗芳さんはとても助けられました。
熊本でも健康に留意され、新しい生活を満喫していただきたいと念じております。
そして横浜においでの際は、是非親和会にいらしてお話を聞かせて下さい。


さて、今年の親和会ですが、行以上の奥秘を少しづつ増やしていきたいと考えています。
宗鶴さんと宗芳さんが今年から終身師範会員になりましたので、私と共に淡交会の研究会で上の点前を学んできます。
それを稽古場に持ち寄り稽古したいと思います。
皆さんよろしくお願い致します。


それと、全員揃って稽古茶事をやりましょう。

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13:40 正式に席入り
    広いお席で席入りする絶好の機会でした。
    まず席に躙って入り、次に床の拝見そして釜と道具を拝見します。
    この時 客は、他の客の動きにも注意を払い、整然と動くことが大切です。
    道具を拝見している客と床を拝見している客、そして席に躙って入った客は三人同時に起って移動するよう心がけましょう。
13:50 わらびの里のお弁当
14:10 仙太郎のはなびら餅
14:20 中立ち
14:30 濃茶(長板にて重ね茶碗 担当:宗京)
15:15 薄茶(担当:宗瞳、宗鶴、宗叔、宗芳)
16:10 くじ引