2009年4月8日 淡交会研究会

私は今年14年ぶりで淡交会会員に復帰しました。
年6回の研究会がありますが、できるだけ出席したいと思っています。


親和会をスタートして まもなく丸3年になろうとしていますが、
すぐ側に師のいない心細さはつのるばかりです。
いつまでも四ケ伝止まりというわけにもいかず、上のお点前もお稽古していきたいと思っています。


教科書に載っていないお点前は各自の記憶とノートに頼るほかありません。
「ここはどうするんだっけ」
「ここはあやふやだから宿題にしておきましょう」
これではお茶を楽しむことはできますが茶道をやっているとは言えないのでは?
もっと勉強しなければ裏千家でなく横千家になってしまうのではと時々不安になります。


そこで勉強の場をふやすために研究会に復帰することにしました。
仕事の関係でお休みがとれないときもありますが、できるだけ出席したいです。


今日は今年2回目の研究会。
1回目は出席できなかったので、今日が復帰後初めてです。
今日の課目は【真之炭】【大円之真】【台子にて薄茶】【一二三の式】
私には重い課目ばかりです。
それに花粉症の私はこの時期薬はかかせません。


眠気との闘いになるかも そんなことを思いながらも一つ紋を着て出かけました。
(上のお点前のときは紬や小紋ではいけないと思い一つ紋にしましたが、結構軽いお着物の方がたくさんいらっしゃいました。)
会場に着くと見知った顔がポツポツ、なつかしく挨拶を交わしました。
目が悪いので前の方の席に座り真摯な気持ちで舞台を見つめ耳をすましました。


冨士田宗啓先生は、教え方がとてもお上手で受講者の注目をそらすことなく、
私の心配も杞憂に終わりました。
4時間集中でき大変な満足感。


帰りに横浜高島屋でちょっとした買物をしたせいもあり、その後どっと疲れが出て、
一人喫茶店でコーヒーブレイク。やっとの思いで家に辿り着きました。