2009年4月18日 正午の茶事

今日は正午の茶事で有意義な一日を過ごしました。
場所は石川町から歩いて10分の加藤茶懐石教室。
お天気にも恵まれ石川町から1本道ですから、皆さん迷うことなく定刻に集合できました。


亭主のIさん、半東のHさんそしてYさんと私は、皆さんより1時間半ほど前に着いて準備を始めました。
事前にお願いしていたお道具は透木釜誰が袖棚だけでしたからあとはその場で決めました。
といっても加藤先生があらかじめ大体のお道具を出しておいてくださったので、その中から使わせていただく物を選びました。
素敵なお道具がいっぱいで迷いながらも楽しい時間です。


参加していただいた皆さんには楽しんでいただくことが第一ですから四、五、六客の席には喫架を用意しました。
加藤先生には快く許していただき感謝、感謝です。


ここで少し加藤先生のご紹介をしましょう。
加藤先生はとてもきさくでお話好きな先生です。
身のこなしも軽やかでいらっしゃいますがお歳はなんと80代の半ばだそうです。
ご主人様がこの地で工場を経営なさっていたので加藤先生もずっとご主人様を助けお仕事に従事なさっていたそうです。
茶道を始められたのは50も半ばを過ぎてからと伺いました。
そのうち懐石料理に興味を抱かれ教室に入って学ばれたそうです。
やがて工場を閉鎖することになり、その跡地に今の茶懐石教室を建てられました。


親和会のメンバー一同も加藤先生から勇気とパワーをもらったので、これからもずっと長くお茶の道を邁進できそうですね。


IさんHさんの亭主半東振りはお見事でした。さぞお疲れだったことでしょう。
そして正客のSさん、連客をまとめていただいてありがとうございました。
3年に2回位のペースでいろいろな茶事をやっていけたらと思っていますが、皆さんいかがでしょうか?