2009年5月9日 栄螺(さざえ)の蓋置

前日まで4日間も雨が降り続きましたが、今日は打って変わって皐月晴れとなりました。
気温もずっと低めで薄手のウールを手放せないでいましたが今日はなんと夏日、半袖でちょうど良い感じです。
こんな天候だと身体がなかなかついてきてくれません。
Kさんも今日は無理をしないでお休みでした。
皆さんもくれぐれもお気をつけください。


風炉の季節を迎えました。Iさんの初炭手前に続いて私が濃茶を練りました。
お菓子は たねや製“わたり太鼓”五月は各地でお祭りが多いので それに因んだお菓子でしょうか。
デザインも甘さも上品で 和菓子大好きな我々には軽く2個はいけそうです。
久しぶりにいただく抹茶もおいしいこと。幸せなひとときです。



今日は七種蓋置のひとつ栄螺(さざえ)を使いました。
桑小卓に使う建水は高さがないので、この栄螺(さざえ)がぴったりです。
ここで栄螺(さざえ)の蓋置の扱いを確認しておきましょう。



口を上にして使いますので建水に仕組むときも口は上です。
迷うところはその向きです。
これは尖った貝の先を火の方に向けると覚えましょう。
棚に荘る時は口を下にむけますが、向きは同じく尖った貝の先を火の方に向けます。


Mさんは“和の学校”と重なりお休みでした。
“和の学校”今日は確か2回目のはず。
4回終了したらMさんがこのブログで様子を伝えてくれることになっています。楽しみにしていましょう。