2017年1月14日 稽古始め

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。


丁酉(ひのととり)歳の始まりから縁起のよいことがありました。
宗瞳さんが青年部の行事における福引で干支の茶碗を引き当てました。
作者は八代吉向十三軒で「晨鶏鳴高樹(しんけいこうじゅになく)」の語句を宝尽に取り入れ、鶏を曲玉(まがたま)で表し鳥居と杉の文様を入れ、白磁焼成し、神聖さを表現した作品だそうです。晨鶏とは夜明けを告げる鶏です。
初稽古にお持ちいただきましたので皆さんで使わせていただきました。


宗瞳さんには、加えて嬉しいことが。
新年そうそう入籍なさいました。
おめでとうございます。
お二人で築き上げていく家庭も楽しみですが、お二人でどのように茶道に関わっていくのかもとても楽しみです。


ことしの初稽古の場所には待光庵を選びました。
駅からも近く、ビルの中とは思えないような本格的な茶室。
道具も室礼も料理もスタッフの対応も全てが素晴らしかったです。
初座は私が担当し、御座の濃茶は宗瞳さん、後炭は宗鶴さんそして薄茶は平花月を2回行いました。
11時待合で、終了したのが17時。
良い稽古ができました。